数字にこだわり過ぎない、【住】に重きを置いたって良いと思う
このブログの最初の記事が
自己紹介というタイトルなのですが、
ここでは自己紹介と称しながら
私の「住」に対する思いも綴っています。
今回、その「住」について
もう少し掘り下げてみようと思います。
住居費は収入の25%以下にするという法則
資産運用や貯蓄、家計に関するインスタグラムや
サイトを見ていると、
住居費=収入の25%以下
この法則を目にしませんか?
そして次が、貯蓄をするならまず住居費(固定費)を
見直すべきと。
ちなみに、我が家の住居費は
夫婦2人の収入の27%を占めています。
25%以下の法則から考えると
確実にはみ出ていることに。
確かに、家計支出の中でも、
大きなウエイトを占めているのが
「住」に関わる費用ですよね。
ここを削れば
きっと家計は変化するはず。
でも「住」って、そんな簡単に
削る対象にしてしまって良いモノなのでしょうか。
家はマルチな空間、だから割合を大きくする
私にとって「家」は
マルチな役割を担っている空間です。
・カフェ
・映画館
・図書館
・心身共に休める場所
カフェに行かなくても、
映画が見たければiMacで映画館気分に。
何か勉強や作業がしたければ、
モノが乗っていない
いつでも作業が開始できる状態の
ダイニングテーブルがそこにあります。
「こうやって過ごしたいな」と思うことが
外に出なくても、家の中で完結できる。
だからこそ
ここにきちんとお金をかけても良いと思っています。
「先」の事だけでなく、「今」にも向き合う
どんなところに住んで、
どんなふうに「今」を過ごしていきたいか。
私は、それをきちんと考えることも
貯蓄と同じように大切なことだと思っています。
築40年越えの家に住んでいますが
立地が良いので、
「良いところに住んでるねー」
「共働きだからできるんだね」
「ご主人のお仕事って?」
こんな風に言われることもしばしば。
そうじゃないんです。
収入云々の前に、
どこに住処を置くのかを固定しただけ。
そこから自分たちの収入範囲内でリフォームし、
折り合いをつけて作りあげてきただけに
過ぎないのですよね。
「この街に住みたいけど相場が」
「この家の雰囲気好きなんだけど家賃的に」
こう思っている方がいたら、
自分の「住みたい」「好き」の感覚を信じてみても良いのでは?と思ってしまいます。
(※もちろん自分の収入範囲内で、です)
そこに、自分らしさがあるかどうか
私が普段から参考にさせてもらっている
マネーセンスカレッジさんが
こんなことをインスタグラムに投稿していました。
マイホームがダメと言っているのではない。
「あなたらしさ」があるかどうか。
自分自身の収入と計算した上で、払う価値がある、
それが幸せならいいんじゃないでしょうか。https://www.instagram.com/moneysensecollege/?hl=ja
もしも住居費にかける割合が大きくなりそうなら
他で少しバランスをとってみる。
こんな支出の仕分けだって有りだと思います。
「住む」という事を
真っ先に削減の対象にしない。
朝起きて、仕事から帰って、
「住」がしっかりしていると
間違いなく、毎日の暮らしの質が
緩やかに上がっていきます。
固定費にしっかりとお金をかける
という選択肢だってあると思うのです。